そんな私の状況に気づいた 圭が座っていた席から立ち上がり 『どした?』 って聞いてきたけど 怖くて声が出ない… 震えながら 昨日つけられたオヤジの方を指差した 一瞬驚いた顔をしたけど意味が分かったみたいで 『大丈夫だよ』 って優しい声で 震えてる私の肩を抱いて席に座らせてくれた