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ある日の朝


─ピンポーン


ドアを開けると


『おはよう　圭くん!!』


笑の母親が立っていた

部屋の中に招き入れると同時に

持っていたカバンから茶色の封筒を出し

それを俺に渡してくる


月に１回…

俺に金を渡しに来る笑の母親…

いつものことだ…


でも


『…俺…受け取れません』


『どうしたの？』