『じゃあ撮影始めるわよ♪
2人ともコッチ来て!!』
『ほらっ!!
都さん呼んでるから行くぞ!!
今さら何恥ずかしがってんだよ!!!』
圭に腕を引っ張られて
椅子から立ち上げられたけど
恥ずかしくて胸から手が離せない
『見られた…
圭にすっごい見られた!!』
『……ちょっとしか見てねぇから!!
早くしろ!!』
『今の間は何!?
見てたくせに!!
もう嫌だぁ─』
『カメラマンさん凄く厳しい人なんだよ!!
お願いだから困らせないでくれ!!!』
『…もうわかったよ!!!!』
なんだか
何もかもどーでも良くなって
胸に当ててた手を離した
『よし!!!…』
『見ないで!!!!』

