冷徹な総長様がただの幹部(私)を溺愛してくる


城ヶ崎悟。
てっきり高校卒業と同時に足を洗ったと思っていたが、まだ裏で動いていたのか。


ヤツがそう簡単に私を諦めるわけがない。


環あやなに接触したということは、また新たな策を練っているということだ。

ここまで考察した上で豹牙さんに意見を伺い、再度調査した結果、私の拉致計画が発覚。

ならば逆にそれを利用して【堕天】を一網打尽にしようと、わざと私が学校に行く日の情報を流して今日に至った。

予定通り奴らのアジトに着いていき、浬から貰ったメガネで『女子生徒を無理やり犯そうとしている城ヶ崎武』を録画。奴らの決定的な弱みをゲット、とここまでは順調だった。


問題は城ヶ崎悟が想定よりも早くやって来たこと。


本来なら先に豹牙さんたちと合流してヤツを迎え撃つつもりだったんだが・・・。

ヤツも一筋縄ではいなかった。


それでも私が集団リンチに遭い、ヤツにダメージを与えられないという最悪の事態は間逃れたからよかった。



「冴妃。冴ー妃」