「お、お父さん。聞きたい事があるんだけど」
「なんだ? すまないが手短に頼む」
「あ、あの……特異個体なんだけどどういうのが今確認されているの? あと動物ってゾンビになるの?」
(勇人の事はなるべく伏せたいけど……)
特異個体に勇人は含まれるのだろうか。それとも別なのか、はたまた新種の何かなのか……。それと動物もゾンビになったりするんだろうか。
「動物のゾンビはさっき確認された。ライオンらしい。気を付けるように」
「そ、そうなんだ……分かった」
「それと特異個体についてだが今の所はゾンビを食べる通常ゾンビより能力が高い物がメジャーだな。だが……」
「だが?」
「まだこちらは未確認なんだが、人間の血を吸うヴァンパイアタイプの特異個体がいるという情報を耳にしている。血を吸われた人間がどうなるかもまだわかっていない。調査がようやく決まった段階だからまだ何にも言えないがとにかく気を付けるように」
「わかった」
「じゃあ果林。頑張れよ」
ここで父親からの通話は終わる。
「未確認情報、か……」
勇人と顔を合わせながら、私は不安と心配と様々な感情が織り交ざった塊を胸の中で抱えていた。
「なんだ? すまないが手短に頼む」
「あ、あの……特異個体なんだけどどういうのが今確認されているの? あと動物ってゾンビになるの?」
(勇人の事はなるべく伏せたいけど……)
特異個体に勇人は含まれるのだろうか。それとも別なのか、はたまた新種の何かなのか……。それと動物もゾンビになったりするんだろうか。
「動物のゾンビはさっき確認された。ライオンらしい。気を付けるように」
「そ、そうなんだ……分かった」
「それと特異個体についてだが今の所はゾンビを食べる通常ゾンビより能力が高い物がメジャーだな。だが……」
「だが?」
「まだこちらは未確認なんだが、人間の血を吸うヴァンパイアタイプの特異個体がいるという情報を耳にしている。血を吸われた人間がどうなるかもまだわかっていない。調査がようやく決まった段階だからまだ何にも言えないがとにかく気を付けるように」
「わかった」
「じゃあ果林。頑張れよ」
ここで父親からの通話は終わる。
「未確認情報、か……」
勇人と顔を合わせながら、私は不安と心配と様々な感情が織り交ざった塊を胸の中で抱えていた。


