ゾンビ化した総長に溺愛されて始まる秘密の同居生活

(嫌な予感がする……)

 その後。私は夕食もカップ麺を口にした。昼に食べたものとは違うがこちらもカップをよく見てみると塩分カットという文字が見えた。
 カップ麺を食べ終えた後は一息休憩してからシャワーを浴びた。

(私の後は多賀野くん……)

 昨日は私が彼の身体を洗った。今日はどうだろうか。

「多賀野くん、シャワー自分でも浴びれる?」

 試しにそう質問した所、彼は首を大きく縦に振った。
 自分で出来るというなら任せてみよう。少し心配する気持ちもあるが、多分なんとかなるだろう。

「じゃあ、気を付けて」
「ああ、分かった」

 だが何が起こるか分からないので彼のシャワーが終わるまでは脱衣所の扉の前で待つ事に決めたのだった。
 スマホをいじりながら待つ事大体10分。彼が着替えて脱衣所から出てくる。
 ぱっと見特に異常は見当たらない。

「終わった?」
「うん」
「じゃあ、リビングに戻ろう」

 彼の右腕を引いて、リビングに戻る。