(どうしよっかなあ……まだお腹はあんまり空いていないんだけど)
でもやる事がない。勉強だって今ゾンビパニックになっている以上別にやらなくてもよさそうであるが。
(勉強しよっかなあ、でも宿題は終わってるしなあ)
何もしないままだらだらと過ごす事にあんまり縁が無かったので、私はちょっとだけ勉強する事にした。自室に勇人と共に戻り教科書と参考書とノートを開いてシャーペンを動かす。
「ふう……」
勉強を始めて10分くらい経った頃だろうか。いきなりスマホが鳴った。クラスメイトの女子からの電話だ。彼女とは連絡先は交換していなかったはずだがどうやって知ったのだろう。
「もしもし? どうしたの?」
「田中さん? 今どこにいるの?」
「ああ、家だけど」
「じゃあ市役所来てくれる? 学校の生存者は皆市役所に集まれって先生が……!」
(生存者は全員市役所に?)
私は振り返って無表情のままの勇人を見た。彼を置いて1人市役所に行くなんてできないし、彼と一緒に行けば彼がゾンビである事が知られてしまう。
(……申し訳ないけど断るしかない。それに1人で行くのもリスクがある)
でもやる事がない。勉強だって今ゾンビパニックになっている以上別にやらなくてもよさそうであるが。
(勉強しよっかなあ、でも宿題は終わってるしなあ)
何もしないままだらだらと過ごす事にあんまり縁が無かったので、私はちょっとだけ勉強する事にした。自室に勇人と共に戻り教科書と参考書とノートを開いてシャーペンを動かす。
「ふう……」
勉強を始めて10分くらい経った頃だろうか。いきなりスマホが鳴った。クラスメイトの女子からの電話だ。彼女とは連絡先は交換していなかったはずだがどうやって知ったのだろう。
「もしもし? どうしたの?」
「田中さん? 今どこにいるの?」
「ああ、家だけど」
「じゃあ市役所来てくれる? 学校の生存者は皆市役所に集まれって先生が……!」
(生存者は全員市役所に?)
私は振り返って無表情のままの勇人を見た。彼を置いて1人市役所に行くなんてできないし、彼と一緒に行けば彼がゾンビである事が知られてしまう。
(……申し訳ないけど断るしかない。それに1人で行くのもリスクがある)


