まことはハラジュクTALAというファッションビルの前に来た。
 まことはリュックをおろし、ハラジュクタウンガイドブックを出した。ページを開ける。まことは、ハラジュクTALAを見直した。
 「ここ、ここ!」
 まことは、ガイドブックをリュックにしまった。まことは店を見た。一階はガラス張りで、店内が見えた。とてもガーリッシュだった。
 「うわあ。女子っぽいぜえ」
 まことはビルへ入っていった。
 ハラジュクTALA1階店内。
 まことは呆然としていた。主に女子中高生くらいの女子が行きかっている。中にはセーラー服もいた。店はとてもかわいくガーリッシュだった。
 「うわあ、女子って感じするぜえ」
 まことはきょろきょろした。まことは雑貨屋に目をとめた。女子小中高生くらいのこたちがいる。
 「わあ、あそこ行ってみよう」
 まことは、雑貨屋に入った。
 かわいいアクセサリーや、グッズ、ぬいぐるみなどがあった。まことは目を奪われた。「ヴァンパイアサービスの銃」という人気アニメのグッズもあった。まことはかわいいグッズを手にして、見てまわった。まことは一旦店を出た。
 「買いたいもんいろいろあるけど、もっといろいろまわりたいぜ」
 まことは別の店を見ることにした。
 「お、あれはなんだ。女子って感じがする」
 「SOLT ROW」というネオンが天井からぶらさがっていた。
 まことはそこへ行った。そこはバラエティショップだった。コスメがあった。
 「おお、コスメじゃねえかあ」
 まことはコスメを見た。女子中高生に人気のコスメ、「シャンメイク(ShanMake)」があった。イメージモデルの柴田風子の顔写真があった。
 「うおー」
 と、まこと。
 「柴田風子ちゃんだ。かわいいなあ」
 と、まこと。まことはみとれた。おでこ出しで、歯を見せ笑っているタレントの柴田風子の顔があった。髪は肩まであった。両方の肩の前にウエーブした髪がかかっていた。イヤリングをしていた。
 まことはパレットの見本を見た。8色入りだ。
 「うわあ。女子って感じするう」
 まことは手に持ってみた。そうしてまじまじと見た。
 「かっわいいなあ」
 「これ、いいなあ」
 まことはパレットを置いた。そうして、商品としてのパレットをとった。そうしてレジへ持って行った。レジにはおしゃれなお姉さんがいた。まことは、パレットを渡した。
 「1000円になります」
 と、お姉さんはいった。まことは、リュックをおろし、中からピンクのポーチを出した。黒い財布を出して、お札を出した。お姉さんが受け取った。お姉さんはパレットを包んだ。イチゴ柄のかわいい包装紙だった。まことは受け取った。
 「わあ」
 と、まこと。まことはそれをポーチに入れた。ポーチをリュックに入れ、リュックを背負った。