大神様の呪いのふみきり

洋平の言葉に凛子はあからさまに嫌な顔をした。
だけど強く否定できないのか、口の中でモゴモゴと文句を漏らすばかりだ。

「さぁ、上がって」
「おじゃまします」

このタイミングを逃すわけにはいかない。
洋平に促されて3人はすぐに家に上がっていた。

リビングへ通されると、さっきの女性がすでに3人分のオレンジジュースをテーブルに準備してくれていた。
凛子はそれを見てまた顔をしかめる。

この家で3人を歓迎していないのは凛子だけみたいだ。
四葉たちはクッションの上に座り、洋平が持ってきてくれたアルバムに視線を落とした。

「これが俺。こっちが凛子」
「ふたりとも同じ学年だったんですね」

相槌を打ちながら四葉たちはアルバムを見つめる。
今目の前にいるふたりの写真を見ると、当時の面影がしっかりと残っている。

「それで、君たちはどうやってこの家を調べたんだい?」