そこでヒナの薬指と、そこに光っている指輪を見つけたのだ。 「彼と付き合うのも、指輪をもらうもの私のはずだったんだから!」 誰もいないのに言い訳を口に出して、凛子は指輪を握りしめた。 そしてそのまま逃げ出したのだった。