「凛香?…覚悟はある?」


「ある!」


「よし、じゃあ…応援してあげる!」



有咲はデカい声で言った。

そして私も…







「凛香ぁぁー!」


「な~にぃー?」


「I LOVE YOUー!!!!」



精一杯の“愛してる”を

君に初めて伝えたね。


友達として…

仲良くこれからもよろしくね♪



「あたしこそー!」


「「「ハハハッ」」」




このとき私は、

あの人への気持ちなんて


芽生えてはいなかったんだ。


そんなことを気づいたのは…、先のコト★



―ザワザワザワザワ


それから私達は3人別れて、お昼休み。

…え?なんでかって?


それはね


「紅っ!」


「優史!」



この“優史(ユウシ)”と言う男は実は…


彼氏、

でわなく…

『幼馴染』です。