キケンな夜、追われる少女は、ヒミツの甘園へ迷いこむ

「……」

「凌生くん、どういう?」


すると、なぜか雷斗くんと梗一くんが、私をこの場から離れた場所へ連行する。


「な、なんで私は遠くへやられているのでしょう……?」

「ここから先は大人の話だからね~」

「皆さん、私と一緒の高校生じゃないですかっ」

「おそらく精神年齢が違うんですよ」


そして私たち三人が退場した後。

この場に残ったのは、凌生くん、お兄さま、怜くん。


残った怜くんに「お前も行け」と凌生くんが言うと、

「見届け人がいないと、言った言ってないで、また揉めるでしょ」

と。なんとも正確な意見が返って来た。


怜くんをいわゆる「証人」として残したまま、再び二人は話し始める。