キケンな夜、追われる少女は、ヒミツの甘園へ迷いこむ


「……ぷっ。本気にしてる」

「な、何かいいましたか、梗一くん!」

「何でもないですよ。それより、どうして目まで閉じてるんですか、危ないでしょう?」

「危ないものを見ないために目を閉じてるんです……っ」


すると梗一くんらしからぬ、クツクツした笑い声。

かと思えば、


「あ、あそこに(ピー)が」

「ひゃう!?」


と、珍しく意地悪モードに変わっていた。

その意地悪は部屋に戻るまで続き、やっと凌生くんの部屋に戻ってきた時。

案の定というか、なんというか。

私はヘトヘトになっていたのでした。



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