溺愛体質な王子2人が甘すぎます

い、いやいやいや!!

これって、お姫様抱っこじゃん……!?

「きゃあああっ!!」

女の子たちからの悲鳴が止まらない。

「黒瀬くんが女の子をお姫様抱っこしてるっ!?」

「羨ましい!!何あの子!」

「ドッチボールの時も守ってたよねっ!?そんな……!」

「あの子結構可愛いけど許さないっ」

悲鳴とみんなの言葉。

は、早く下ろしてもらわないと。

「く、黒瀬く……」

「きゃああああー!」

みんなの声に私の声はかき消される。

女の子たちの声に負けないように、私も大きな声を上げた。

「黒瀬くんっ!!お、降ろして~っ!」