溺愛体質な王子2人が甘すぎます

勝った……!

私が居なくても勝てた人数だけど……。

すぐに列に並んで相手チームの子を見る。

あっ、さっきの花ちゃんだ。

花ちゃんの顔を見ると、目が潤んでいた。

「あ、ありがとう……ござ、いました……っ」

「は、はい。ありがとうございました」

ペコりとお辞儀をし、授業が終わった。

うぅ、足痛い……。

ギリギリ歩けるけど痛いのは変わらない。

ズキズキと痛む足を必死に動かして歩いていると、後ろから話しかけられた。

振り向くとそこには黒瀬くん。

「あっ、黒瀬くん。さっきはありがと……ひゃっ!?」

「無理して歩いたら悪化する。保健室連れていく」