溺愛体質な王子2人が甘すぎます

結局、2人に小さく頷き行くことにしてしまった。

「やったー!!告白されたりしちゃうかもね~」

「あーんなイケメンに呼び出されるなんて……美優すごすぎっ」

顔を真っ赤にしながら興奮するふたりにあたふたとしていた。

---キーンコーン。

はっとして私達は慌ててお弁当をなおす。

「やばいっ!遅刻しちゃう!」

「遅刻だけは絶対にやだっ!」

「は、早くしなきゃ……っ!」

遅れちゃったら成績に関わるから早くしないと。

適当に直して2人と走った。

先生が居ないのを確認しながら。