溺愛体質な王子2人が甘すぎます

ブンブンと首を振ってその考えを吹き飛ばす。

とにかく近寄ってみないと分からないよね……!!

脳内で自己完結していよいよ足を動かし始めた。

でも女の子が多くってまだ気づいていないみたい。

「た、高崎く……」

「このまま一緒に遊ぼうよ〜」

「待ち合わせの人って彼女ー?」

「そうだよ。世界で1番可愛い彼女」

「へっ!?」

気付いて貰えず、ただ女の子の後ろで話を聞いていただけだった。

でも世界で1番可愛いなんて言われたら。

大声が出てしまった……。

私の声でみんな振り向いてしまっているし。

「や、ごめんなさいっ……!」

「美優!?」

「え……」

今……美優って呼び捨てで呼んだ……?

というかすごい目を見開いている。

「まさかこの子が待ち合わせの彼女?」

「清楚系か〜」

「じゃあ私たちお邪魔になるし去るね」

「また会ったら喋ろ!」

「うん。じゃあね〜」