溺愛体質な王子2人が甘すぎます

美優を背中に乗せて家まで送ろうとしていた時のこと。

美優に指示されるがままに来たけど、そこは見覚えのある景色だった。

四季もこの近くに住んでいた。

2人の家の距離がこんなに近いとか知らなかった。

しかももっと最悪なのが、四季が美優に惚れてるということ。

あの時好きにならなかった四季が、まさか好きになるなんて思わなかった。

いや、俺が考えていなかっただけ。

考えたらわかること。

誰かのためにならなんでもするような性格で、控えめなのに強くて。

可愛いのに、可愛いだけじゃなくて精神的にも強い。

そんな美優に惚れないわけがない。

女を全く見てこなかった俺でも、人目見ただけで惚れた。

いつも女といる四季が、隣にいる美優を好きになるのは不自然じゃない。