溺愛体質な王子2人が甘すぎます

「え、は?」

ヘラヘラとした笑顔で外野に移動する四季と、ゆっくりとコートに戻ってくる美優。

まさか美優が四季の事を当てたのか?

というか戻ってきたら足がやばい。

これ以上怪我させない為に、さっき以上に強く守った。

ひとりの女が美優の顔を狙ってボールを投げてきた。

避けようとしているけど、そんな事して悪化させたらダメだから。

肩を抱いて、片手でボールをとめた。

女のボールは弱いから余裕。

それより美優の肩抱いてる俺やばい。

早く離さないと美優が怖くなる。

でも美優の温かさが心地よくて、離したくない……。

なんて言えないからすぐに手を外した。

教師のホイッスルの音でドッチボールが終わり、真っ先に美優の元へ向かった。

そのまま保健室に運ぶことに。

美優は腕の中で暴れているけど、危ないから絶対に離さない。

本当に華奢な体。

軽くて、すっぽりと収まる小さな体。