溺愛体質な王子2人が甘すぎます

自分の思考に驚きを隠せなかった。

そしてこの出来事が起きてから、彼女と俺が話すことは無く、何も起きずに卒業。

彼女の事を知りたくても、俺が話しかける事は出来ず、まず彼女が覚えているかも分からない。

高等部では絶対に彼女に話しかける。

あわよくば同じクラスになれたなら。

その時は誰よりも先に話しかけて、彼女の傍に居られるようにしたい。

……なんて願いはすぐに砕けた。

「……」

Sクラス2組だったので、教室に入った。

教室を見回しても彼女は居ない。

同じクラスになれなかった。

気分が落ち込みすぎて教師の話なんて頭に入ってこなかった。