「それにしても………ほんとに王……いるんだ。」


王の染山……じゃなかった、染谷くんすっごい…
陽気だったな……でも、あの人殺しそうな目はヤバいって……いや、1人は被害者出てるでしょ……



あ、あの男たちか……



馬鹿だった……、これから外を出る時は、お父さんとかに着いてきてもらおう……、


お兄ちゃんにたまーに遊びに来てもらうのもありか…




染谷くん……かぁ……、明日から間違えないといいんだけど……



夜男に絡まれてホテルに連れ込まれそうになったのを
王に助けてもらうっていう意味わかんないことについてはあまり深く考えると………、頭が終わるので、
くだらないことを考えながら夜道を走った。



家に入った瞬間…




「もうやだあああああ………っっ」



って叫んじゃったけど。





♡♡♡
After



「素直な女だなぁ……明日が楽しみ。」



「光様?どうかなさいましたか?」


「ううん、明日が楽しみって思っただけ、帰ろう。」



「……!!、はい帰りましょう…」



光様が、明日が楽しみと言うなんて……
初めてだ。


何か面白いものでも見つけたのだろうか。



とある従者のメモリー