顔を上げて女どもを睨み付けると、顔が青白く変色し始め、光のように逃げて行った。



……おっかしいなぁ。




まだ10分の1も出してないんだけどな……




頭をポリポリかき、その場を離れた。




電車の時間に間に合うように小走りで駅に向かう"あたし"。