籠の中の鳥 〜囚われの姫と副総長〜

「…ん〜…」


わたしは目をこすりながらゆっくりと目を覚ます。

どうやらわたしは、RISEのアジトのソファに横になって眠っていたようだ。


わたしのそばにはだれかいる。


「あれ?…おはよう」

「おはようじゃねぇよ。もう夜だよ」

「あ…そっか。学校から帰ってきて、そのままここで寝ちゃってたんだ…」


それを聞いて、わたしの隣にいる人からはクスクスと笑い声がもれている。


「…もうっ、笑わないでよ」


わたしはその人の顔に目を向けるも、白いもやのようなものがかかって口元だけしか見えない。


「いや、美鳥の寝顔がかわいかったから」


そう言われ、わたしは頬にキスをされる。

それがうれしくて、顔を赤らめるわたし。


「あまりにも気持ちよさそうに寝てるから、このまま起きねぇんじゃねぇかと思った」