籠の中の鳥 〜囚われの姫と副総長〜

これまで真正面から抗争を仕掛けてきた他の暴走族とは違って、RULERは卑怯にもわたしを人質として捕らえた。

しかもRULERは、わたしを助けたくば、総長と副総長2人だけでくるようにと指示。


玲とお兄ちゃんは、ボロボロになりながらもなんとかわたしを当時のRULERのアジトから助け出した。


しかし、RULERがそうやすやすと引き下がるわけがなかった。

わたしを後ろに乗せて逃げ出す玲のバイクを、RULERたちは執拗に追い立てた。


連携して玲の逃げ道を塞ぎ、挟み撃ちにする。


――そして、悲劇は起きた。


真夜中の見通しの悪い交差点で、玲のバイクを止めようと角から突然RULERのバイクが飛び出してきて、玲のバイクと接触。


わたしと玲は宙へと投げ飛ばされた。


結局その事故は、バイクが複数絡む重大事故へと発展。