籠の中の鳥 〜囚われの姫と副総長〜

「正直なところを言うと、オレも頭のいいお前を手放すのは惜しい。よって、お前の人生のすべてをかけて、RULERのため、そしてオレさまのために尽くせ。これが、お前への処罰だ」


告げられた処罰は、わたしが想像していたものよりもはるかに軽かった。

この…、どこが処罰というのだろうか。


そう思ったのは、わたしだけではない。

唇をギリッと噛み、眉間にシワを寄せる裕一くん。


「…十座サン!なんすか、それっ!玲サンだからって…甘すぎませんか!?」


十座にボコボコにされ、RULERを追放された裕一くんにとっては不満でしかない。

十座はそんな裕一くんをなだめるように、裕一くんの肩にそっと手を置く。


「これは、玲のために考えた特別な処罰だ」

「ですから!こんな処罰、玲サンにとってはなんとも――」