籠の中の鳥 〜囚われの姫と副総長〜

わたしと玲との関係も。

わたしと玲が、十座の目を盗んでなにをしていたのかも。


「十座サン、もちろん玲サンはRULERから追放ですよね?総長にタイマン張って負けましたし、しかも妃候補とあんなことしでかしたんですから」

「そうだな。犯した罪のことを考えれば、追放どころじゃ済まされねぇよ」


鋭い視線で玲を見下ろす十座。


その表情は、氷のように冷たく――。

そばにいるわたしでさえも震え上がってしまうくらいに恐怖を感じた。


しかし、なぜだか十座の表情がゆるみだす。


「玲。お前には、お前にふさわしい特別な処罰を与えてやろう」


そう言う十座は、不気味なくらいに微笑んでいる。

口角は上がっているのに、目は一切笑っていない。


…玲への処罰。

それは――。


わたしは固唾を呑んだ。