その中で、わたしと玲の関係の微妙な変化に気づき始めた。
「裕一から報告を受けたときは…驚いたぜ。“あの玲”が、そんなことするはずねぇってな」
玲に目を向ける十座。
「ですから、ボクの提案で美鳥サンの部屋に盗聴器を仕掛けさせてもらいました」
「…盗聴器……!?」
わたしは、顔が青ざめていくのがわかった。
ということは、これまでのわたしと玲の会話は…すべて――。
「オレさまの目を盗んで、純愛に浸る気分はどうだった?なあ、玲?」
煽るように、玲の顔をのぞき込む十座。
「だから、オレはあえて玲の目の前で美鳥を本命の妃と宣言し、誓いのキスまでしてやった。“オレのものだ”ってわからせるためにな!」
玲に怒りをぶつけつつも、どこか勝ち誇ったかのような十座の顔。
――十座はずっと前から知っていた。
「裕一から報告を受けたときは…驚いたぜ。“あの玲”が、そんなことするはずねぇってな」
玲に目を向ける十座。
「ですから、ボクの提案で美鳥サンの部屋に盗聴器を仕掛けさせてもらいました」
「…盗聴器……!?」
わたしは、顔が青ざめていくのがわかった。
ということは、これまでのわたしと玲の会話は…すべて――。
「オレさまの目を盗んで、純愛に浸る気分はどうだった?なあ、玲?」
煽るように、玲の顔をのぞき込む十座。
「だから、オレはあえて玲の目の前で美鳥を本命の妃と宣言し、誓いのキスまでしてやった。“オレのものだ”ってわからせるためにな!」
玲に怒りをぶつけつつも、どこか勝ち誇ったかのような十座の顔。
――十座はずっと前から知っていた。



