「…ハッ!お前も美鳥も同じような顔しやがって。どうしてオレがそんなことを知っているのか、とでも言いたそうだな」
十座は玲の胸ぐらを突き飛ばすようにして離すと、膝をはたいて立ち上がる。
「簡単なことだ。お前たちのことは、ある人物に監視させていたからな」
「か…、監視…?」
わたしは、ごくりとつばを呑む。
「知りたいようだから教えてやるよ。おい、入ってこい!」
十座がそう部屋のドアに向かって言うと、ゆっくりとそのドアが開いた。
「…あっ、あなたは…!!」
入ってきた人物を見て、わたしは息をするのも忘れるくらいに驚愕した。
全体的に、右に流した銀髪。
左サイドには交差するようにピンで髪を留めている特徴的なヘアスタイル。
「お久しぶりですっ」
そう言って、にこりと笑うのは――。
十座は玲の胸ぐらを突き飛ばすようにして離すと、膝をはたいて立ち上がる。
「簡単なことだ。お前たちのことは、ある人物に監視させていたからな」
「か…、監視…?」
わたしは、ごくりとつばを呑む。
「知りたいようだから教えてやるよ。おい、入ってこい!」
十座がそう部屋のドアに向かって言うと、ゆっくりとそのドアが開いた。
「…あっ、あなたは…!!」
入ってきた人物を見て、わたしは息をするのも忘れるくらいに驚愕した。
全体的に、右に流した銀髪。
左サイドには交差するようにピンで髪を留めている特徴的なヘアスタイル。
「お久しぶりですっ」
そう言って、にこりと笑うのは――。



