裕一くんがこの指輪に触れようとすることすら全力で拒んだ。
『これは大切なものなの…!!だから、このままにしておいて!』
そう。
大切なものだから、こうして肌見放さずネックレスとしてつけている。
――でも。
未だに、いつ、どこで、だれにもらったのか、はたまた自分で買ったものなのかは思い出せないまま。
てっきりお兄ちゃんからもらったものだと勝手に思い込んでいたけど――。
そんなことを考えながら、月明かりに照らした指輪を眺めていた。
するとそのとき、あることに気がついた。
「なに…これ」
わたしは、指輪の内側にあるものを見つけた。
【R to M】
それは、イニシャルの刻印。
『RからMへ』
『M』は、おそらく…わたしのこと。
じゃあ、…『R』は?
『これは大切なものなの…!!だから、このままにしておいて!』
そう。
大切なものだから、こうして肌見放さずネックレスとしてつけている。
――でも。
未だに、いつ、どこで、だれにもらったのか、はたまた自分で買ったものなのかは思い出せないまま。
てっきりお兄ちゃんからもらったものだと勝手に思い込んでいたけど――。
そんなことを考えながら、月明かりに照らした指輪を眺めていた。
するとそのとき、あることに気がついた。
「なに…これ」
わたしは、指輪の内側にあるものを見つけた。
【R to M】
それは、イニシャルの刻印。
『RからMへ』
『M』は、おそらく…わたしのこと。
じゃあ、…『R』は?



