籠の中の鳥 〜囚われの姫と副総長〜

「そういえば、お兄ちゃん。なんで『RISE』って名前にしたの?」

「ああ、それは『3人で新しく築く』という思いと、『高みを目指す』という思いを込めて、『立ち上がる』『昇る』っていう意味がある『RISE』にしたんだ」

「へ〜、なるほど!適当につけたんじゃないんだね」

「当たり前だろ!だからもし、窮地に陥るようなことがあっても、必ずまた復活する。それが『RISE』だ」


太陽に誓うような堂々たるお兄ちゃんの姿。

わたしは、そんなお兄ちゃんの横顔を見つめる。


「おい、壮馬」


そんな声が右隣から聞こえてきて、わたしは振り返る。


「かっこいいこと言ってるけど、『立ち上がる』『昇る』という意味は後づけだろ?」

「…えっ!そうなの?」


わたしがお兄ちゃんのほうに顔を向けると、恥ずかしそうに視線をそらすお兄ちゃん。