籠の中の鳥 〜囚われの姫と副総長〜

玲がそうつぶやいたとたん、わたしの体を引き寄せると同時にその唇を奪った。

突然のことで、一瞬頭がフリーズする。


「れ…玲?」

「これが俺の答えだ。好きな女に『好き』と言われて、平然としていられる男なんているわけねぇだろ」


そうして、また玲はわたしに唇を重ねる。

熱く深く、これまで封じ込めていた想いをぶつけるかのように。


「俺が上書きしてやるから」


その言葉にわたしはゆっくりとうなずき、玲のキスを受け入れた。


玲と想いがひとつになれて、わたしの頬をうれし涙が伝っていった。


「…玲、…玲っ」

「美鳥っ…」


わたしと玲は何度も何度もお互いの名前を呼び合い、キスを交わした。


「美鳥…、あんまりかわいい声出すなって」


荒くなった息づかいでわたしの耳元でささやく玲。