わたしは、こぼれ出た中身で布団を濡らすペットボトルを慌てて拾い上げる。
「…玲、大丈夫!?水…、持てる?」
「いや…、もういい。うまく飲めそうにねぇから…」
玲の額から、小さな玉のような汗が無数に吹き出ている。
きっと摂取した水分量よりも、かく汗のほうが多いような気がする。
このままでは、玲が脱水になってしまう。
わたしはペットボトルに入っている残りに目をやる。
そして、意を決したようにごくりとつばを呑んだ。
ペットボトルのキャップを外し、ミネネラルウォーターを口に含む。
そのわたしの姿を横目で見つめる玲。
「…どうした、急に――」
そう声をもらした玲の口元に、わたしはそっと顔を近づけた。
その瞬間、まるで時間が止まったかのような感覚に陥る。
薄暗い部屋に、唇を重ねるわたしたちのシルエットだけが浮かぶ。
「…玲、大丈夫!?水…、持てる?」
「いや…、もういい。うまく飲めそうにねぇから…」
玲の額から、小さな玉のような汗が無数に吹き出ている。
きっと摂取した水分量よりも、かく汗のほうが多いような気がする。
このままでは、玲が脱水になってしまう。
わたしはペットボトルに入っている残りに目をやる。
そして、意を決したようにごくりとつばを呑んだ。
ペットボトルのキャップを外し、ミネネラルウォーターを口に含む。
そのわたしの姿を横目で見つめる玲。
「…どうした、急に――」
そう声をもらした玲の口元に、わたしはそっと顔を近づけた。
その瞬間、まるで時間が止まったかのような感覚に陥る。
薄暗い部屋に、唇を重ねるわたしたちのシルエットだけが浮かぶ。



