籠の中の鳥 〜囚われの姫と副総長〜

「だから、俺のせいでお前はこんな鳥籠の中に…。どれだけ後悔しても、どれだけお前に謝っても…絶対に許されないことをしてしまった」


玲はギリッと唇を噛む。


まさか、玲がずっとそんなことを思ってくれていたなんて知らなかった。


それじゃあ、わたしをここから逃がそうとしてくれたのも、わたしの反応を試そうとしたんじゃなくて――。

あれは、玲の本心…?


「玲…、そんなに自分を責めないで。たしかにわたしはこんなところへなんてきたくなかったけど、こんなところでも…少しは救いを見出だせたから」

「…救い?」

「そう、それが玲だよ。玲がいなきゃ、わたしはとっくに心が折れてた。こうして玲の気持ちを知れて、改めて玲がいるから強くいようと思えた」


わたしがそう言うと、玲は熱に浮かされながらも微笑んだ。