ふと歩道の信号に目を移すと、たった今青信号に変わったばかりだった。
どうやら、ぼうっとしていたわたしが赤信号の横断歩道に侵入してしまったようだ。
「そんなことより…!玲が大変じゃない!」
今気づいたけれど、玲の制服の肘や膝の部分が破れて血がにじんでいる。
「これくらい、たいしたことはない」
そう言って、平然と立ち上がる玲。
でも、わたしのせいで…玲がケガを。
「…ごめんなさい。わたしがちゃんと前を見てなかったから…」
「謝る必要なんてない。てっきり、自分から道路に飛び出したのかと思って…心臓が止まるかと思った」
ほとんど表情を変えない玲だけど、そんな玲でも心臓が止まるかと思うくらい驚くことなんてあるんだ…。
「自分からなんて…、そんなことしないよ。わたし、そんなふうに見える?」
どうやら、ぼうっとしていたわたしが赤信号の横断歩道に侵入してしまったようだ。
「そんなことより…!玲が大変じゃない!」
今気づいたけれど、玲の制服の肘や膝の部分が破れて血がにじんでいる。
「これくらい、たいしたことはない」
そう言って、平然と立ち上がる玲。
でも、わたしのせいで…玲がケガを。
「…ごめんなさい。わたしがちゃんと前を見てなかったから…」
「謝る必要なんてない。てっきり、自分から道路に飛び出したのかと思って…心臓が止まるかと思った」
ほとんど表情を変えない玲だけど、そんな玲でも心臓が止まるかと思うくらい驚くことなんてあるんだ…。
「自分からなんて…、そんなことしないよ。わたし、そんなふうに見える?」



