『大事なものなら、命をかけて守ってみせろよ!』
あの言葉は、…うれしかった。
…でも、おかしいよね。
自分でもなに言ってるんだろうと思う。
仲間の憎き仇の言葉に救われるなんて。
そんなことを考えながら、わたしは病院を出た。
病院前の片側一車線ずつの狭い通りを渡ったところに駐輪場があり、そこに玲のバイクをとめている。
短い横断歩道を渡ろうとした、――そのとき。
「…美鳥!危ないっ!!」
そんな声が聞えて、わたしが顔を上げると――。
右側から、ものすごいスピードで車が走ってくるのが見えた。
『…あっ』と思った瞬間、なぜか時間が止まったかのような錯覚に陥る。
猛スピードで突っ込んでくる車でさえも、スローモーションみたいにゆっくりとして見える。
この現象――。
あの言葉は、…うれしかった。
…でも、おかしいよね。
自分でもなに言ってるんだろうと思う。
仲間の憎き仇の言葉に救われるなんて。
そんなことを考えながら、わたしは病院を出た。
病院前の片側一車線ずつの狭い通りを渡ったところに駐輪場があり、そこに玲のバイクをとめている。
短い横断歩道を渡ろうとした、――そのとき。
「…美鳥!危ないっ!!」
そんな声が聞えて、わたしが顔を上げると――。
右側から、ものすごいスピードで車が走ってくるのが見えた。
『…あっ』と思った瞬間、なぜか時間が止まったかのような錯覚に陥る。
猛スピードで突っ込んでくる車でさえも、スローモーションみたいにゆっくりとして見える。
この現象――。



