籠の中の鳥 〜囚われの姫と副総長〜

みんな、姫狩りにあったわたしことを…そんなふうに思ってたの?


ここでRISEのメンバーに今の気持ちをぶちまけたからといって、なにも解決しない。

そもそもRISEは仲間であって敵ではないのだから、どちらの判断が正しいのかという言い争いをする意味もない。


わたしはただ黙って、ぐっとこらえる。

しかし、そろそろ我慢の限界で涙がこぼれそうになる。


「だけど、お見舞いにはちゃんときてたんだね。てっきり、壮馬さんのことはおれらに押し付けて、美鳥ちゃんはRULERで楽しく――」

「おい。好き勝手言うのもいい加減にしろよ」


そんな低い声が聞えて、わたしははっとして顔を上げる。


「よく知りもしねぇくせに、お前らにこいつのなにがわかるっていうんだよ」


驚いて振り返ると、玲がRISEのメンバーを睨みつけながらゆっくりと歩いてくる。