籠の中の鳥 〜囚われの姫と副総長〜

玲はただの見張り役。

わたしが逃げ出さないように監視しているだけで――。


「でも、よかった〜…。正直、RULERといっしょにいる美鳥さん見てヒヤッとしましたよ」

「だよな。てっきり美鳥さんがRULER連れて、オレたちに仕返しにきたのかと思ったよ」


安堵したように笑い合うRISEのメンバーたち。


な…なに…、どういうこと?

わたしが仕返しにきたって、…なんでそうなるの?


困惑するわたしに、雅人くんが語りかける。


「美鳥ちゃん、本心ではおれたちのこと…恨んでるよね?」

「え…」

「でも、それは誤解だからね?おれたちだって、美鳥ちゃんを渡したくてああしたわけじゃない。壮馬さんが築いたRISEを守るためだったんだから」


わざわざそんなこと言わなくたって、ちゃんとわかってる。