籠の中の鳥 〜囚われの姫と副総長〜

「あ、うん。壮馬さんから聞いた?」

「うん。帰りが遅くなるって言ってたから、今日はその分、いつもより手間をかけて夜ごはん作ろうかな」

「うわー、いいな壮馬さん。美鳥ちゃんの手料理が食べれて」

「そんなたいしたものじゃないよ…!いつもは簡単なものだから、今日みたいに時間のある日はね」


わたしはよく学校帰りにRISEのアジトに行っている。

周りの女の子たちみたいにカフェでお茶するよりも、RISEのメンバーと遊んでいるほうが楽しいから。


でも今日はアジトで集会が行われるし、わたしが行ってもきっと邪魔なだけ。

だから今晩は、時間と手間をかけた料理にしようと思っている。



その日の学校帰り。

わたしはスーパーに寄るため、いつも家に帰るときとは違う道を歩いてた。


――すると。