そして鈴井雛菜のことを思い出したのは、茜を拉致した奴らは鈴井家によって雇われていたと発覚したとき。
茜は月詠会の人間ではないのだから、それを理由に鈴井家を取り壊すのはどうかという意見もあったが、決定権は俺にある。
直接月詠会と関わりはなくとも、若頭の大切な人である茜に手を出した鈴井家を罰しないのはありえないと周囲を丸め込み、鈴井家を葬り去った。
そのとき初めて鈴井雛菜と対面した。
どうやら鈴井雛菜は俺を慕っていたらしく、部屋は俺の盗撮写真でびっしりと埋めつくされていた。
どうやって入手したのか、幼少期のものもある。
なるほど、彼女が首謀者だったのか。
今更どうでもいいけど、知らない人からの過度な執着ほど気持ち悪いものはない。
腰が抜けジリジリと追い詰められてる鈴井雛菜は、運命に抗うように叫んでくる。
「全部あなたが悪いんじゃん!わたしという婚約者がいながら、あんなチビにうつつを抜かしたんだから!!」
「・・・そうだよ。茜を好きになった俺が悪い。でも、それが茜を拉致していい理由にはならないよね?」
茜を家に招いたも茜を好きになったのも全部俺だ。
茜は月詠会の人間ではないのだから、それを理由に鈴井家を取り壊すのはどうかという意見もあったが、決定権は俺にある。
直接月詠会と関わりはなくとも、若頭の大切な人である茜に手を出した鈴井家を罰しないのはありえないと周囲を丸め込み、鈴井家を葬り去った。
そのとき初めて鈴井雛菜と対面した。
どうやら鈴井雛菜は俺を慕っていたらしく、部屋は俺の盗撮写真でびっしりと埋めつくされていた。
どうやって入手したのか、幼少期のものもある。
なるほど、彼女が首謀者だったのか。
今更どうでもいいけど、知らない人からの過度な執着ほど気持ち悪いものはない。
腰が抜けジリジリと追い詰められてる鈴井雛菜は、運命に抗うように叫んでくる。
「全部あなたが悪いんじゃん!わたしという婚約者がいながら、あんなチビにうつつを抜かしたんだから!!」
「・・・そうだよ。茜を好きになった俺が悪い。でも、それが茜を拉致していい理由にはならないよね?」
茜を家に招いたも茜を好きになったのも全部俺だ。



