答えは紅くんと再会したときに決まっている。
それが今夜、より強固なものになった。
「する必要ある?だって紅くんは誰も相手にしないって知ってるもん。しつこかったら紅くんに『あの子たち目障りだから殺して』ってお願いすればいいだけだし。命の手網・・・っていうのかな?とにかくそれを握ってるのは私だから、恐るるに足らないんだよ」
紅くんは私に、私の大切なものならちゃんと守れると言った。
裏を返せば私にとって要らないものなら平気で捨てられるということになる。
そこに命が含まれていることは紅くん自身に教えてもらった。
もちろん「殺して」だなんて本当にお願いするつもりはないけどね。
私の回答が気に入ったのか、天ちゃんがいたずらっ子のようにあはっと笑った。
「茜ちゃんの発想ってなかなか治安悪いよね」
「紅くんとお似合いでしょ?」
「そうだね!じゃあさじゃあさ、紅に婚約者がいたことも知ってるの?」
「え・・・?」
「鈴井雛菜(すずい ひな)って子!」
「・・・・・・知らない」
『婚約者』という単語と『鈴井雛菜』という人名を聞き、血の気が引いていくのを感じた。
それが今夜、より強固なものになった。
「する必要ある?だって紅くんは誰も相手にしないって知ってるもん。しつこかったら紅くんに『あの子たち目障りだから殺して』ってお願いすればいいだけだし。命の手網・・・っていうのかな?とにかくそれを握ってるのは私だから、恐るるに足らないんだよ」
紅くんは私に、私の大切なものならちゃんと守れると言った。
裏を返せば私にとって要らないものなら平気で捨てられるということになる。
そこに命が含まれていることは紅くん自身に教えてもらった。
もちろん「殺して」だなんて本当にお願いするつもりはないけどね。
私の回答が気に入ったのか、天ちゃんがいたずらっ子のようにあはっと笑った。
「茜ちゃんの発想ってなかなか治安悪いよね」
「紅くんとお似合いでしょ?」
「そうだね!じゃあさじゃあさ、紅に婚約者がいたことも知ってるの?」
「え・・・?」
「鈴井雛菜(すずい ひな)って子!」
「・・・・・・知らない」
『婚約者』という単語と『鈴井雛菜』という人名を聞き、血の気が引いていくのを感じた。



