「なるほど・・・?」
どうやら私の想像とは少し違ったらしい。
踊らない舞踏会ならそれはもう舞踏会じゃないじゃん。
要は立ったまま飲み物片手に談笑したり、料理をよそって席に座って食べたりする会なんだね。
しかも煌びやかな服装で。
「気乗りしないなら不参加でもいいよ。家で2人でまったりしよう」
その提案も魅力的だ。
でもまだ見ぬ晩餐会への好奇心が勝った。
「ちょっと気になるから行ってみたい」
「分かった」
そして現在、晩餐会当日。
「お嬢可愛いです〜!!」
「ほんとお似合いですね!!」
「あ、ありがと」
着せ替え人形かのように撫子と鴾にメイクやらヘアセットやらを施された。



