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アプリが教えてくれる位置情報を頼りに駅前付近までやってきた私は、麻衣たちが新しいスイーツ屋へ入っていくのを目撃した。予定通り、みんなここへ来たみたいだ。
でもその中に階との姿はなくて、ひとまずホッとする。
海人はどこにいるんだろうか? そう思ってもう一度位置情報を確認しようと思ったときだった。
探していたその人が私に気が付かずにスイーツ屋へ入っていくのが見えたのだ。
私はハッと息を飲んでその後ろ姿を見つめる。
麻衣たちがいるスイーツ屋に入ったのはただの偶然だと思いたい反面、海人がたった一人でこんなお店に入るのはおかしいと感じる。
甘いものはそんなに好きではないはずだし、女性の多いお店に入るときは気恥ずかしいようで、常に私が一緒だった。
ガラス窓の外からそっと店内の様子を伺うと、麻衣たちはすでに席についていて、そこに海人が近づいていく。
アプリが教えてくれる位置情報を頼りに駅前付近までやってきた私は、麻衣たちが新しいスイーツ屋へ入っていくのを目撃した。予定通り、みんなここへ来たみたいだ。
でもその中に階との姿はなくて、ひとまずホッとする。
海人はどこにいるんだろうか? そう思ってもう一度位置情報を確認しようと思ったときだった。
探していたその人が私に気が付かずにスイーツ屋へ入っていくのが見えたのだ。
私はハッと息を飲んでその後ろ姿を見つめる。
麻衣たちがいるスイーツ屋に入ったのはただの偶然だと思いたい反面、海人がたった一人でこんなお店に入るのはおかしいと感じる。
甘いものはそんなに好きではないはずだし、女性の多いお店に入るときは気恥ずかしいようで、常に私が一緒だった。
ガラス窓の外からそっと店内の様子を伺うと、麻衣たちはすでに席についていて、そこに海人が近づいていく。



