総長様は恋の反抗期真っただ中



 ひぃえぇぇぇ……

 私と二人きりになりたいなんて、今までの朝都だったら絶対に言わなかったじゃん。



 夢としか思えない。

 嬉しすぎて私、キュン死しちゃいそう……




 「ごめんごめん、うちら気が利かなくて」


 「お餅つき来なくて大丈夫だからね。元旦なんだから、朝都くんと初もうでに行きたいだろうし」


 「椿、お幸せに~ じゃぁね~」




 え、え、え?

 まっ待って、3人とも。

 私と朝都を二人きりにしないで!



 私の中で朝都は、推しというか神様なんだよ。

 大好きを通り越して、尊すぎる存在なの。

 まぶしいというか。

 恋愛対象じゃなく、崇めたたえる偶像というか……



 ダメだ、心臓がやばい。

 朝都の隣を私が陣取っているこの状況。

 燃えそうなほど、顔が熱くなってきちゃった。