総長様は恋の反抗期真っただ中



 怒りのマグマが噴火しそうになっているが、いったん落ち着こうか俺。

 紙に書かれている内容を、頭の中で整理しよう。



 俺と椿は婚約を破棄。

 椿の結婚相手は、俺ではなく兄貴……



 「つっx#ぁ%&ぅ$#ぁぁ%$#!!!!!????」


 「もう朝都。嬉しすぎだからって、朝日に向かって声にならない雄たけびを上げなくてもいいじゃん」



 俺は嘆いているんだよ!

 オマエには喜んでるように見えるのか、これが!



 「昨日の夜ね、家族年越しパーティーに朝都のご両親も来てくれたの」



 ……ああ、それは知ってる。

 大人のレディになった椿に似合うドレスとティアラをプレゼントするって、両親が張り切って出かけて行ったのを見たし。



 「お酒を飲んで大騒ぎした大人たちが、4人で泣き始めたんだ」


 「なんで?」


 「反省したんだって」