はーこれこれ!
映画を見て感想をカフェで言い合って、そのあとはぶらぶらショッピング。
理想の王子様と定番だけどこんなデートがしたいってずっと憧れていた。
「あのさ、美羽ちゃん」
「ん?」
歩き疲れてレンくんとベンチに座ってクレープを食べていると、急に真剣な声で名前を呼ばれた。
「今日はすごく楽しかった。これからも美羽ちゃんと色々なところに行きたい。まだ出会って二日目だけど、好きなんだ。俺と付き合ってくれないかな…?」
「…え?ええ!?」
もしかしてもしかしなくても、これって告白…?
「返事は急がなくていいよ。考えてくれるかな?」
「あ、う、うん…。考える…」
頭がついていかなくて、そう返事するので精一杯だった。
*
「おい」
ぼーとする頭で家の前まで着くと、下から声がした。
映画を見て感想をカフェで言い合って、そのあとはぶらぶらショッピング。
理想の王子様と定番だけどこんなデートがしたいってずっと憧れていた。
「あのさ、美羽ちゃん」
「ん?」
歩き疲れてレンくんとベンチに座ってクレープを食べていると、急に真剣な声で名前を呼ばれた。
「今日はすごく楽しかった。これからも美羽ちゃんと色々なところに行きたい。まだ出会って二日目だけど、好きなんだ。俺と付き合ってくれないかな…?」
「…え?ええ!?」
もしかしてもしかしなくても、これって告白…?
「返事は急がなくていいよ。考えてくれるかな?」
「あ、う、うん…。考える…」
頭がついていかなくて、そう返事するので精一杯だった。
*
「おい」
ぼーとする頭で家の前まで着くと、下から声がした。

