姫を追放された私は一筋の光に救われた

「このまま外に出て、喧嘩相手と遭遇したらどうするつもりだ?お前を危険な目にはあわせたくない。だから泊まっていけよ」


「なら、今日だけ甘えることにします。明日からも普通に学校はありますし。だから今日だけです」


「俺は明日以降もずっと一緒にいたいと思ってる。もし泊まる場所に困ったら、いつでも連絡してくれ」


「はい」


そういってお互いに連絡先を交換した。


出会ったばかりの男の子、凪さん。

まだわからないことだらけだけど、連絡先まで交換して、今日だけでもかなり距離が近づいた気がする。


蓮に裏切られたばかりで傷ついてるはずなのに、凪さんと話していたら、そのキズが少しずつ塞がっていく気がした。


明日の学校は憂鬱だけど、明日も凪さんとお話できるかな?っていうか凪さんも中学生なら学校に通ってるはずだよね?

どこの中学校なんだろう。その夜、私はいつの間にか眠りに落ちていた。