「先輩と私は……、
昔あったことがあって親しい関係だった。合ってますか…?」



「…………」


ずーっと…気になってた。話しそらされることもあったけどね、




「うん、そう。千代華と俺はよく遊んでた。」


やっぱりねー…思ったより、驚かないかも?



私が聞きたかったことは、

これだけじゃない。



「………なんでそんな昔のことなのに、私のことを…?」




私なんか……すぐ、……すぐに忘れちゃったのに、




「………、俺が初めて千代華と遊んだ時惚れたから。」

「……ほ、れた?」


「ポカンってしてる、あは。……昔、千代華のことを少しでも自分の力で幸せにしたい。千代華と恋がしたいって思ったから」



まぁ、千代華は覚えてなかったけどね。




そう言ってる先輩は笑ってたけど、少し苦しそうだった。…何でかわかんないけど。