愚かなキミの、ひと目惚れ事情。【完】





あぁ、そうか。

別に何も、怖がらなくていいんだ。



どうせ私は、この命を投げ出そうとしているのだから。


瀬名川の言う通り、簡単に"初めて"を経験すれば──……いいんだ。