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約ニ週間後、亜矢の診断結果が亜矢の自宅に届き、お義父さんとお義母さんが連絡をくれた。
亜矢の脳動脈瘤が通常の手術では難しい場所にあることや脳動脈瘤の大きさ、手術のメリットやデメリットも伝えた。
診断結果を持って、外科外来を受診した亜矢。
二泊三日の手術方法を決めるためのカテーテル検査の日取りも決まり、検査入院当日、
「赤間さん、亜矢をよろしくお願いします」
ーーと、赤間さんにお願いして俺は早朝に家を出た。
離婚を切り出されたが、以前と何ら変わりなく話しかけて接してくれる亜矢。
次、亜矢と顔を合わせるのは羽倉和登としてだ。
医者として顔を見せることになる。



