ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。

ぞろぞろと店内へ入っていくとすぐに嬢たちの休憩室があり、その奥へ進むと店内へと続けているようだった。
嬢たちは自分のロッカーに私物を入れると慣れた様子で店内へと進んでいく。

日奈子もわけがわからないままにそれに続いて店内へと出た。
お店の広さはカズのいるホスト店よりも随分小さく見える。

そのかわり、店内のすべてのお客さんに目が届くようにできているみたいだ。
また、お店の雰囲気もとても落ち着いていて大人っぽさがある。

一目で高級とわかる装飾品や家具の数々に日奈子の不安はどんどん大きくなっていく。
こんな素敵な場所で自分が働くなんて信じられない。

自分に務まるだろうか。
不安がそのまま顔似出ていたのか、光が手招きをしてきた。

すぐに近づいていくと「もう自己紹介は終わったと思うが、今日から働いてもらうヒナだ」と、もう1度みんなに紹介してくれた。
「ヒナ?」

「お前の源氏名だ」